キャリアアドバイザーCより

大学生の就職活動で気をつけたいことをお伝えします。

面接で聞かれる3大テーマ

1  あなたは何にもっともがんばりましたか。(過去)

2  あなたのアピールポイントは何ですか。   (現在)

3  なぜ当社(我が社)を志望するのですか。    (現在・未来)

 

どれも理由をつけて説明する必要があります。簡単な例を挙げてみます。

1  あなたは何にもっともがんばりましたか。

    ⇒居酒屋のアルバイトに頑張りました。

        きっかけは、接客の仕事で自分が引っ込み思案のところを直したかったから。

        約3年間同じところで頑張ったところ、昨年暮れに店長代理になってバートを任されるようになりました。

 

2  あなたのアピールポイントは何ですか。

    ⇒何事にも全力で取り組むところです。それからみんなの意見をくみ取れるということです。

        氏名により○○○部の部長になったのを機会に、交流試合の機会と、意見交換の場を

        毎週2回行い、OBにも声をかけて部の雰囲気を盛り上げるよう努めました。

 

3  幼少の頃から好きだった鉄道の運転手になりたくて応募しました。性格・安全に運行することについて関心がありましたが、最近では「緊急事態の対応」について趣味の範囲ですが勉強しているところです。

 

 

 

自己分析は就職活動に必要か。

必要か、不要かという問いなら、「必要です」という答えになります。

 

なぜ必要かというと、エントリーや面接で質問されるからなのですが、その企業あるいは組織側で、応募者がその企業などに就職する意欲があるのか、就労できそうなのかを判断するためです。


自己分析は「私ってどんな人?」などと、漠然と考えるだけでは明確な自己ってのが見えてきません。

紙に書く、言葉にする、紙に書く、口で言ってみる、という作業をしないと見えないのです。

その作業を1度でもいいのでおこなってみましょう。

だまされたと思って。

 

やってみると、面接官の質問に答えられます。

だって決まったことしか聞かないんですし。


自分探しの旅に出ないようにするには、具体的に自分に質問することです。

「自分が大学の3年間、(中高生時代をふくめても構いません)、何に一番力を入れてきたのか。」

①アルバイト
②通学
③プラモデルづくり


どれもパッとしない回答ですが、これを輝かしい実績として述べるには、「数値化」し、「自分をほめる」ことです。


⇒⇒
①アルバイトで人前で話すのが苦手なのを改善しようと思った。
居酒屋で半年でグループリーダーになった。


2年後に店長代理になった。
人前で話すのが苦でなくなった。


②毎日自転車で通学した。
皆勤を継続している。


自転車で走った距離は地球1周分に相当する。


③プラモデルづくりで、月に2-3個製作している。
ガンプラは、300個ぐらいある。メーカーごとの特徴もわかる。


手先が器用な方だと思うので、設計の業務をやりたいと思っている。

 

 

募集情報公開

就職活動が解禁になります。
企業の募集採用のための求人情報の公開が開始されるのですね。
3月1日から、ハローワークや各大学の就職支援室などで、新卒者向けの企業の求人情報が公開されるというわけです。

実際には、マイナビリクナビ、キャリタス就職ナビなどでは、すでに企業の募集採用の情報が掲載され、1月、2月はインターンシップが行われていましたね。

新卒の学生さん(今の3回生、修士課程1回生)は、すでに自己分析、業界研究などはだいたい終わっちゃって、選考試験の準備、エントリーシート、履歴書の書き方などに取りかかっている人もいるかと思います。

ここでは、そんなふうに順調パキパキに進んでる人じゃなく、まだ就職自体に迷ってたり、なにから初めていいのかわからなくてもうパニック寸前のひとや、まあいまいち乗らないんで様子見みたいな人に、そろそろこんなところからはじめたらどうだい? と就活をできるだけスルーっぽく、さっさと終わらせたい人へのアドバイスの場にしたいと思っています。

次回---「自己分析って必要なのかよ。 答え-エントリーシートが書けりゃいいんだ」